海外FXブローカーと国内ブローカーの違いは?
海外FXのブローカーは国内のブローカーよりも取引商品が多くあり、なによりもレバレッジの制限がないので少ない資金で取引できるメリットがあります。
また、スプレッドの設定が狭いので取引コストが低く済み、利益を出しやすいことも特徴です。
国内ブローカーは全て日本の金融庁に登録しているので、信頼性も安全性も高いですが、レバレッジの制限などを行なっているので、リスクは抑えられるものの、高い利益を出しにくくなっています。
リスクはもちろん高くなりますが、より利益を出しやすいのは海外FXブローカーです。
しかし、どの海外FXブローカーでもいいというわけではありません。
日本語対応したブローカーなら安全なブローカーを選べる
「海外FXブローカーに登録したいけれど、どのブローカーが安全なのか分からない」と、悩んでしまう方も少なくありません。
海外FXブローカーのサイトは当然ながら英語表示です。英語が読めなければ内容が分からないので、どのブローカーが安全かを選ぶのも難しくなります。
国内のブローカーなら金融庁に登録しているので安心できますが、海外FXブローカーの場合は金融ライセンスを持っているかが、安全性のカギです。
しかし、英語が分からないと確認のしようがありません。
日本語に対応した海外FXブローカーであれば、英語が分からなくても問題ありません。
金融ライセンスの有無だけでなく取引方法や、どのような商品があるのかなど国内のブローカーを利用する場合と同じように、海外FXブローカーを利用できます。
海外FXブローカーを利用するなら、日本語対応のブローカーを選ぶことがベストです。
海外FXならではのメリットは6つ
海外FXには、日本のFXにないメリットがあります。
たとえば、取引で重要となるレバレッジは、国内FXでは最大25倍までに制限されていますが、海外FXではほぼ制限なくハイレバレッジで取引が可能です。
このように、取引による有効性のあるメリットが多いことが、海外FXの特徴でもあります。
海外FXのメリットは以下の6つです。
- 選べる商品が多い
- レバレッジの制限がない
- 人気の高いMT4・MT5が利用できる
- 豊富なボーナスキャンペーンが利用できる
- NDD方式を採用しているので取引の透明性が高い
- ゼロカットシステムの導入で追加証拠金が不要
日本語対応した海外FXブローカーの3つのメリット
メリット1入出金時にトラブルが起きても安心
海外FXブローカーを利用する際には口座開設を行い、口座に取引用の資金を入金する必要があります。
入金方法は、ほとんどの場合次の6つから選ぶこととなります。
- bitwallet
- クレジットカード
- 国内銀行送金
- 海外銀行送金
- ビットコイン
- Sticpay
よく使われるのは、bitwalletとクレジットカードでしょう。
ただ、いずれの入金方法においてもトラブルが万が一あった際には海外ブローカーとのやりとりが必要です。
そのような時でも、日本語対応の海外FXブローカーを利用していれば、相談しながら入金時のトラブルを解決してくれます。
日本語対応の海外FXブローカーなら、チャットだけで解決できることがほとんどです。
メリット2MT4やMT5口座へアクセスできない際のサポートもある
海外FXブローカーを利用するメリットに、MT4やMT5を利用できることがあります。
MT4やMT5は英語表示を日本語表示にすることができるので、とても使い勝手のよい取引ツールです。
ただし、プラットフォーム上で選ぶ海外FXブローカーの口座は英語表示であり、自分の取引用の口座を選ばないと当然ですが取引が開始できません。
MT4やMT5に慣れていない場合、どのようにして取引口座にアクセスすればよいか分からいことが多いです。
そのような時でも日本語対応の海外FXブローカーなら、日本語で分かりやすくサポートしてくれるので安心です。
メリット3疑問点や緊急時など、何でも気軽に相談可能
FX取引を行っている際に、取引関する疑問や緊急で聞きたいことが出てくることもあるでしょう。
日本語対応が可能であれば気軽に相談できます。
あまりにも下落率が大きいので、急いで損切りしたい場合に方法を教えてもらえるなど、自分では解決できないことを気軽に相談できるメリットは大きいでしょう。
現在どの通貨ペアが良好なのかを相談することもできます。
英語のみの対応の場合、聞きたいことを英語で話したりメールに書いたりすることも、英語で回答されたものを解釈することも時間を要し、取引に集中できなくなってしまいます。
日本語対応が可能な海外FXブローカーなら、国内のブローカーと同じようにサポートを受けられるメリットがあります。
ここまで紹介してきたように、日本語対応が可能な海外FXブローカーを利用すれば、国内のブローカーと同じように日本語でのサポートを受けることが可能です。
取引におけるリスクは、FXである以上国内でも海外でも基本的には変わりありませんが、日本語対応が可能な海外FXブローカーであれば取引に集中できるという大きなメリットがあります。
日本語対応が可能な海外FXブローカーで、取引のしやすさなども比較したランキングを以下でご紹介しているので、是非参考にしてください。
海外FXブローカーを選ぶ際のポイント
ポイント1日本語でのライブチャットやメール、電話によるサポートの有無
日本語対応のライブチャットやメールでのサポートがあることは重要なポイント。
ライブチャットはリアルタイムに相談できるチャットのことで、AIのチャットしかないなら避けましょう。
AIチャットは定型的な質問にしか回答できないようになっているので、自分の疑問を解決できないことが多いです。
その点ライブチャットなら、その時の状況を伝えて解決できるのでとても助かります。
さらに何かあればメールでのやりとりが基本となるため、メールも日本語での対応が可能か確認しましょう。
電話でのサポートは国際電話通話となるので電話料金が心配ですが、ブローカーから折り返しの電話が利用できる業者なら安心です。
ブローカーによっては、日本語での電話対応も行っています。
ポイント2取引プラットフォームや公式サイトが日本語対応されているか
取引プラットフォームや海外FXブローカーの公式サイトが日本語対応になっているかも、ブローカー選びのポイントになってきます。
まず取引プラットフォームについては、基本的にMT4やMT5を利用するので日本語対応は問題ありません。
ただし、MT4やMT5をダウンロードしただけなら英語表示になっていることが多く、自分で日本語表示に切り替える必要があるので注意が必要です。
公式サイトについては、日本語版として公式サイトが構築されているかがポイント。
機械翻訳でも理解は可能なので大きな問題はないですが、画像部分は翻訳されないのでページ全てを理解できないケースもあります。
特に、イベントボーナスの告知などが画像だと理解できずに、せっかくのボーナスを見逃すかもしれません。
機械的な翻訳でもかまわないので、ページ全てが日本語表示になっている公式サイトであることがポイントです。
ポイント3日本人のサポートスタッフが在籍しているか
海外FXブローカーを選ぶ時には、日本人のサポートスタッフが在籍していることも大きなポイントになってきます。
日本語を話すことができる外国人スタッフが在籍しているブローカーは多いですが、日本人スタッフが在籍するブローカーはまだ少ないのが現状です。
ライブチャットにしても、日本語独特のいい回しは外国人には理解できないことが多く、話がかみ合わないケースは珍しくありません。
また、メールの文章にしてもいい回しが違うために、違う意味に理解することもあります。
大事なお金を使った資産運用において、日本人スタッフと意思疎通ができるブローカーを選ぶことはとても重要なことです。
ポイント4金融ライセンスを保持しているか、保持や安心できる資産保全の仕組みはあるか
海外FXブローカーを利用するのは危険であるといわれる理由は、日本のブローカーと比較して信頼性と安全性に欠けるからです。
日本のブローカーは金融庁への登録を行って営業しているので、信頼性も安全性も担保されています。
一方、海外FXブローカーは日本の金融庁とは関係がないので、信頼性・安全性に欠けるといわれているのです。
しかしながら、金融ライセンスを保持しているブローカーなら、高い信頼性と安全性を持っていると判断できます。
また、資産保全として国内のブローカーと同様に「信託保全」と同様の仕組みのある海外FXブローカーも存在します。
したがって、海外FXブローカーを選ぶ際には、金融ライセンスを保持していることと、信託保全のように、万が一ブローカーが倒産しても、自身の口座は守られる仕組みを持つ海外FXブローカーを選ぶことがポイントです。
ポイント5レバレッジと約定率が高いか、スプレッドは低いか
FXで取引を行う際には、レバレッジ・約定率・スプレッドが重要です。
まずレバレッジが高ければ少ない資金で、大きな取引を行うことが可能となります。
日本のFXではレバレッジは最高25倍までに制限されていますが、海外FXでは制限はありません。
たとえば、10万円の資金でもレバレッジが25倍なら250万円の資金として扱われます。
1ドル100円で購入したものを110円で売った場合、資金が10万円でも250万円分となる2.5万ドルを売るので、利益は25万円となります。
ところが、レバレッジが50倍なら利益は50万円となるので、レバレッジが高い方が少ない資金で利益を出せるというわけです。
また、約定率は注文が意図した通りに成立する確率のことで、約定率が高ければ勝率はアップします。
そして、スプレッドとは取引する際の買値と売値の差のことで、スプレッドが狭い(低い)方が、低コストとなり取引に有利になります。
つまり、レバレッジと約定率が高く、スプレッドが狭い(低い)ブローカーを選ぶこともポイントのひとつです。